社会人からでも目指せる!

二人の作業療法士

社会人として違う仕事をしている人や、フリーターをしている期間が長く将来に不安を抱えている人でも、作業療法士を目指している人が大勢います。

安定した医療関係の仕事で、国家資格だということが大きいようです。

30代から、学校に通い始めて資格を取得する人だっているんです。

そうなると、その先の就職が不安になる人もいるかもしれませんが、この仕事をしたい!という想いがあれば、就職試験の際にそこまで影響はないようです。

むしろ社会人の経験は強み

逆に、社会人経験があるということが強みになることもあるそうです。

敬語や礼儀がしっかりしているということは、人と関わる仕事において非常に重要ですからね。

学校に在籍している学生は、20歳前後の人たちばかりなので、普段の生活の中でギャップを感じることも、もちろんあります。

しかし、皆で同じ目標に向かっていることには変わりはないので、日々、一緒に勉強し、頑張っているようですよ。

恐れずに、説明会などに足を運び、一歩踏み出す勇気を持ちましょう。

作業療法士を目指すことになったきっかけとは・・・?

男性の作業療法士

あまり耳慣れない言葉である作業療法士。

医療従事者であることは何となく分かるけれど、医療の現場に出るのなら、医師や看護師の方がポピュラーですし、目指す人も大勢います。

それでも、作業療法士を目指そうと思った人には、特別なきっかけがあるのでしょうか?

その夢を追いかけている人の理由を調査してみました。

理由の調査結果

作業療法士をしている人は、人と接することや、人のお世話をすることが好きな人が多いです。

お年寄りと話すことも多い職業なため、おじいちゃんやおばあちゃんと親しくして育ってきたという人もいますし、祖父母が入院した際に、作業療法士という仕事を知って、それから目指すようになったという理由を挙げる人もいました。

リハビリというと、辛くて厳しいイメージがありますが、実際に病院でその様子を目にした時に、楽しそうにしていて、それに衝撃を受けて、作業療法士を目指すようになったという人もいました。

「人のためになる仕事がしたい!」そういったアツい想いを持っている人ばかりなのです。

作業療法士の就職先

リハビリを施す女性

作業療法士の資格を取得した後、学生さんたちはどこに就職しているのでしょうか?

その割合を見て、参考にしましょう。

就職先とその割合

作業療法士になるための学校に通っていた学生のうち7割~8割は、総合病院や一般病院、いわゆる「病院」と言われるところに就職が決まっています。

2割は、リハビリテーションの専門病院です。残りは、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなど、福祉施設と言われるところに就職を決めています。

のぞんで就職が決まらない人は、ほとんどいません。

自分自身の興味がある分野と、待遇によって、就職先を選んで問題ないはずです。

病院の中では、OTと呼ばれ、医師の指導を受けて作業をしていきます。

総合病院ですと、患者さんそれぞれで、様々な要因が考えられますので、日々、色々な症状について勉強していかなければなりません。

転職も安心

転職をしたいと考えた時にも、全国で働ける余地があるので、安心していいと思います。