作業療法士の現場

3人の女性

作業療法士の分類と対象の患者

作業療法士は、医療従事者に分類される職業です。

病院やリハビリ施設に勤務して、患者さんと一緒に日常生活に必要な身体技術の回復や獲得に努めます。

対象になるのは、身体障がい、精神障がい、発達障がい、高齢者障がいの方々で、これらの人たちが何を必要としているのか、どうすれば日常に必要な技術を効果的に獲得できるのかを学ばなければなりません。

コミュニケーションの重要性

それには、患者さんやご家族との意思疎通が欠かせません。

なかなか上手く回復しない、技術が向上できないとなると、患者さんではなくとも腹立たしくなってしまうものです。

どんな病気やケガの患者さんであっても、リハビリが長く続くと精神的に消耗してしまうでしょう。

そうなった方に対して、精神的に寄り添える態度や度量が必要とされます。

対応策をしっかりと学ぶためには、専門学校に通って体系的な知識を身に付けるのが効果的です。

リハビリは作業療法士が一人でやるものではありません。

医者や他の医療従事者とともに根気よく働けるように勉強しましょう。