作業療法士が活躍できる場所について

患者さんと話す作業療法士

作業療法士とは精神的、もしくは身体的な障害を抱えた方のリハビリを行い、社会復帰の手助けをする事です。
患者さんの生活に関わりのある作業活動を通してリハビリを続けていく中で、作業療法士としてのやりがいを、それぞれの方が見出していってます。
作業療法士が活躍できる場所は年々増えつつありますが、どのような所で働いているか知っている方は、あまり多くはないのではないでしょうか。
今回は、作業療法士が活躍している職場についてご紹介したいと思います。

医療施設

一般病院や大学病院、リハビリテーション病院などが挙げられます。
病院で働きたいと思っている作業療法士は多く、勤務先によっては様々な症例を見られるので、スキルアップの場としては、最適と言えるかもしれません。
ですが、場所によっては倍率が高く、活躍できる人は限られてくるので、狭き門とも言えます。

福祉施設

最近では、老人ホームやデイサービスセンターなどの福祉施設で、活躍している作業療法士が増えています。
日本は高齢化社会ですので、高齢の方が通われる福祉施設における作業療法士の存在は、切っても切り離せないものです。
高齢の方に寄り添いたいと思っている方は、就職先として候補に挙げてもいいかもしれません。

子供に関わりのある施設

特別支援学校や児童発達支援センターなどの職場で、子供が好きという理由で作業療法士として活躍している方もいます。
子供が成長していく過程を間近で見ながら、同時にやりがいを感じているという人もいます。
だからこそ、子供がものすごく好きではなくても、候補として頭の隅に置いてもいいのではないでしょうか。

その他

職業訓練施設や保健所、訪問リハビリテーション事業所などの職場で活躍されている方もいます。

まとめ

このように、作業療法士が活躍できる場所はたくさんあります。
それぞれの職場によって、求められるものや必要とされる知識は様々です。
ですが、活躍できる場所が幅広いという事は、選択肢が増えることを意味します。
自分がどういう作業療法士になりたいかを考えるところから、始めてみませんか。

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